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【楽曲紹介】メリディアン(MELIDIAN)「Livin’ Under the Gun」

※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。

 

アメリカのハード・ロック ・バンド、メリディアン(MELIDIAN)が、1989年にリリースした1枚目のアルバム『Lost In The Wildの2曲目に収録。

 

メリディアンは東海岸ニューヨークで、80sぎりぎりセーフの89年に結成されたキーボード奏者を擁する5人組です。音源はアルバム1枚のみ、しかも日本盤が未発売なので、メロディアスマニアのみが知るバンドのひとつでしょう。こうしたタイトルまでストリーミングで聴けるのはありがたいですね~。

 

筆者は80年代末期、アナログからCDへの移行期によく行われたアナログ叩き売りセールで(よく昔ありましたよね)、確か100円とか200円のタダ同然で買った記憶があります。ソフィスティケイトされたジャケがいい感じだなあと手に取っただけだったんですが、ラットをはじめ、色んな元ネタがチラつく典型的な80sのヘアメタル系の印象を受けました。

 

とはいえ、サウンドプロダクションはメジャー感バリバリですし、演奏陣は素晴らしく、逆に有名どころに似せてるくらいなので曲のクオリティも申し分なし。今改めて聴くと、パクリをネタに片づけるには勿体ないバンドだったと思いますね。

 

今回ピックアップした「Livin’ Under the Gun」は、一聴してボン・ジョヴィシンドローム全開のメロディとコード進行が微笑ましい、良質なメロディアスなハード・ロック・チューンです!当然、後半転調していくところまで予想通りで、思わず頷いてしまいます(笑)。ちなみにAメロのリフやメロディは完璧にドッケンしてますね(笑)

 

こうやって書いていると個性ナッシングな感じがしてしまいますが、シンガーのクリス・ケイドのハスキーで味のある声質は、ありそうでない感じがして(敢えて言うと少しジミ・ジェイミソン寄りかな?)、楽曲に深みを加えるのに貢献していますし、コーラスワークも俊逸です。

 

再発請負人レーベル、ロック・キャンディからも再発されていますが、さすがツボを得たところをピックアップしてくれますね~。トータルで良い曲揃いのアルバムなので、まずはストリーミングで試してほしいところです!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Livin' Under the Gun

Livin' Under the Gun

  • Melidian
  • ロック
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes