※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ミスティック・プロフェシー(MYSTIC PROPHECY)が、2020年にリリースした11枚目のアルバム『Metal Division』の1曲目に収録。
今やオジーとのキャリアを経てソロギタリストとしての活動も目立つガス・Gですが、2000年代初頭のキャリア初期には、ドリーム・イーヴル、ファイアーウインドを並行で活動していましたね。そこに加え、3つ目!の掛け持ちで出てきたのがミスティック・プロフェシーでした。
デヴィッド・T ・チャスティンのつながりからガスは参加したようですが、掛け持ちと言いつつもアー写はかなり目立ってましたし(笑)、がっつり初期3枚にフル参加しました。ガスが脱退し、どうなるかと思われたものの、創始者であるシンガー、ロベルト・ディミトリ・リアパキスを中心に、メンバーチェンジを繰り返して体制を立て直していきます。
その間にコンスタントにアルバム制作を重ねていきますが、いつからか日本盤も発売されなくなり、、次第にマニア御用達バンドになってしまった?と思いきや真逆で、欧州では人気を高めていってたんですね〜。現時点で最新の本作『Metal Division』に至っては、ドイツのチャートで20位と大健闘!いやあ驚きました。
日本ではもう少しメロディックなテイストのメタルが受けるんでしょうけど、欧州ではこうした屈強で剛球一直線の男らしいパワー・メタルが受けますよね。ちなみにSpotifyの再生数を見ると、前作のカヴァー集に納められたパティ・スミスの「Because the Night」(昔キールがカヴァーしてましたね〜)が375万回再生ですから大健闘でしょう。
今回はメタルタイトル括りで、アルバムのタイトル曲「Metal Division」をピックアップしました!ボトムのしっかりした典型的なミッドテンポのヘヴィ・メタル・アンセムに仕上がっていますが、リフがドリーム・イーヴルの「Book of Heavy Metal」にやたらと似てますね(笑)。
ついでに近年のアルバムを聞いても見ても、以前とは見違えるほどクオリティが上がっていますし、正当な評価を欧州で受けているのもうなづけます。タイミングよく3年ぶりの新作もリリースされるようなので、またレビューして見たいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!