※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、マニア(MANIA)が、1988年にリリースした1枚目のミニアルバム『Wizard Of The Lost Kingdom』の2曲目に収録。
先日ストリーミングの関連作品にこのマニアのアルバムジャケットが出てきまして、、正直存在すらすっかり忘れてたんですが(汗)、なんかジャーマン・メタルで当時聴いた覚えがあるぞと思い、調べてみたらやっぱりそうでした(笑)。ジャーマンメタルマニア方々なら筆者のように忘れてないと思いますけど、日本盤も未発売ですし、どこか印象が薄かったんですよね~。
ハンブルク出身の5人組、マニアの結成は82年に遡ります。83年のデモテープをきっかけに、ヨーロッパのメタル雑誌等を通じて徐々に知名度を上げました。その後もデモ制作と発表し、ハロウィンらを含むバンドとのライヴ活動を重ねていきます。
ヨーロッパを中心としたメタルシーンにアピールしたのは、SEを含めて7曲入りの本ミニアルバムによってでした。本作の評判によりドロやランニング・ワイルドをはじめとした有名バンドとライヴ活動を行い、お馴染みノイズインターナショナルとも契約。デビューフルアルバム『Changing Time』をリリースしました。
ストリーミングにはこの『Changing Time』のタイトルとジャケだけがアップされており、11曲目以降にミニアルバムがこっそりカップリングされてます。正直、どちらも決め手に欠ける印象でバンド名のごとく”マニア”御用達でB級、C級の域を出てないんですけど(汗)、今回はミニの方からタイトル曲「Wizard Of The Lost Kingdom」をピックアップしました!
ノイズからのフル作は、ジャーマンというより80sのUSパワーメタルっぽさを感じますが、この曲ではハロウィンにも通ずるコテコテのジャーマン・メロパワ風味をしっかり漂わせています!曲とか歌メロの展開が一体どーなってんの?というくらいとっ散かって整理できてないものの(汗)、どこか憎めないんですよね~。
この曲ではマシですけどシンガーの音程の怪しさが足を引っ張ってるので、そこが改善されればもう少し上に行けて、日本盤もリリースされたかもしれません。
ぜひ、一度聴いてみてください!