※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のヘヴィ・メタル・バンド、 テラ・ローザ(TERRA ROSA)が、1989年にリリースした2枚目のアルバム『Honesty』の2曲目に収録。
前回のサブラベルズに続いて、一気にストリーミング解禁されたネクサスレーベル絡みでいってみましょう~。ジャパメタ関連はこれで1年くらいネタ切れしなさそうですね(笑)。
今回の目玉のひとつがテラ・ローザでしょう。以前は仕方なしに(汗)ライヴ盤をご紹介して、ストリーミング解禁を切望していましたが、2年半後にようやく実現しました~。
和製(浪花製?)レインボーとして様式美を推し出し、女性メタルシンガーの走りの一人である赤尾和重を擁するジャパメタの重要バンド、テラ・ローザですが、代表作といえばやはり『The Endless Basis』一択でしょうね。
但しオリジナル盤はマンドレイクルートから1987年に発売され、一部を差し替えた再録ヴァージョンでメジャーデビューしただけに、実質的なメジャー第一弾は、2枚目の『Honesty』といって良いかもしれません。
前作がジャパメタ史においても名盤扱いされているだけに、この『Honesty』は、あまり目立つ印象がないかもですが、テラ・ローザらしい様式美テイストをふんだんに盛り込み、及第点以上の楽曲とパフォーマンスを聴かせてくれます。むしろCD時代になってからの作品ゆえか、個人的には2枚目の方をよく聴いた覚えがありますね。
前作での三宅庸介(G)、堀江睦男(Ds)という重要メンバーがチェンジしているとはいえ、新加入の鈴木広美(G)も手堅いプレイを聴かせてくれますし、マリノでお馴染みの板倉淳(Ds)は、さすがにパワフルで元気のよいドラミング披露しています。
今回ピックアップした「Do you go as you are?」は、1曲目のイントロ「ME262」から続き、オープニングに相応しくストレートに疾走する、王道の様式美ハード・ロック・です!終始鳴り渡る岡垣正志のハモンドの響きが、何ともいい味を醸し出しています。
メロディックな旋律を紡ぐ鈴木のギターも聴きどころですが、何より赤尾の野太い堂々としたボーカルパフォーマンスの素晴らしいこと!前作以上にレベルアップしており、まさに熱唱という表現が相応しい、魂のこもりまくった歌いっぷりですね~、
ぜひ、一度聴いてみてください!