※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、 バッド・ハビット(BAD HABIT)が、1989年にリリースした1枚目のアルバム『After Hours』の6曲目に収録。
大好物の北欧メロハー勢の中でも、特にお気に入りのバンドのひとつであるバッド・ハビットですが、以前はストリーミング解禁が進んでおらず、やむなく1枚目のEPからご紹介していました~。
ところがいつの間にやら、最近になって遂に多くの音源の解禁が一気に進行!名盤『After Hours』も遂に聴けるようになりましたね。
Apple Musicのアーティストカテゴリーを見ると、「BAD HABIT SWEDEN」の名義になっていてわかりにくく、同名異アーティストとの混同を避ける兼ね合いかもしれません。何はともあれ、「なんでストリーミングにないねん!」系のアルバム(笑)がひとつクリアになって喜ばしいことです。
ストリーミングでは2019年に、500枚限定CDとして再発された『After Hours(Recap)』の音源が使われており、オリジナルでは10曲入りですが、ボーナス含む全11曲となっています。ちなみにCDでは2枚組で新曲やデモなど14曲入りのDISC2が同梱されていますが、こちらは未解禁となります。
それにしても少し久々に全曲聴きましたが、バッド・ハビットを率いてきたハル・ジョンストン(G)の音楽的センスの良さがこれでもかと随所に溢れたメロハーワールドをたっぷりと味わえ、北欧らしい透明感に満ちた極上のメロハーアルバムだなあと、改めてしみじみ感じさせられましたね~。
当時、割と発売してすぐに本国のヴァージンからの輸入CDを買ったんですが、ゼロコーポレーションからの日本盤が、なぜか1996年まで出なかったのは謎でした。
ホントいい曲だらけなんですが、今回ピックアップした「Rowena」は、本作のハイライトと言えるポジティヴな美旋律に彩られた、北欧メロディアス・ハード・ロック・チューンです!
マイナー調の抑えたAメロから、次第に盛り上がるヴァースを経て、バックス・フィリング(Vo)の珠玉のハイトーンボイスが一気に突き抜けるメジャーキーに転じたサビメロのフックの強いこと!未来へのひと筋の光が差し込むように、心が洗われる高揚感を聴くものに与えてくれる名曲ですね~。
ぜひ、一度聴いてみてください!