※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!
2024年2月23日、アメリカのハード・ロック・ギタリスト、エース・フレーリー(Ace Frehley)の通算8枚目のソロ名義でのアルバム『10,000 Volts』がリリースされました。
昨年末、華々しくフェアウェルショウを行いアバターになってしまった(笑)キッスですが、そのショウに残念ながら現れなかったエースから、オリジナルとしてはカヴァー作を挟んで2018年の『Spaceman』以来、約5年ぶりとなる新しい音源が届きました〜。
2009年に20年ぶりの『Anomaly』でソロに復帰してからのエースは、比較的コンスタントに音楽活動を続けている印象がするのは嬉しいことですね。今回はキッスのファイナル以降のアルバムですので、オリジナルのキッスのDNAを紡ぐ存在として、注目度もひときわでしょう。
今作ではエースの親友であるという、トリクスターのスティーヴ・ブラウンをメインの制作パートナーに迎えており、共同プロデュースと大半の曲がスティーヴとともに書かれています。なんでも二人の自宅はほど近い距離のようですね。加えて、エースのファンには78年の初ソロ作以来お馴染みのドラマー、アントン・フィグも数曲に参加しています。
正直、新味はないでしょうし、さほど期待せずにタイトル曲から見聴きしてみたんですが、、これが中々いいじゃないですか!エースの心地よい歪みのリフを主体にした古すぎず、新しすぎずの丁度程よい音像が貫かれていて、実に心地よくエース流儀のヘヴィでハードなロックンロールの世界にどっぷりと浸れること請け合いです。
お馴染みのヘタウマで何とも味のある(褒めてます)唯一無二のボーカル、ペンタトニックを主体としたお馴染みの定番フレーズで強引に押し切る、レスポールから放たれる粘っこくエモーショナルなリードプレイと、衰えぬエースのトレードマークがこれでもかとフィーチャーされていて満足度は高いでしょう。
何より楽曲が一様に出色の出来映えで、最後まで飽きさせません。トリクスターでも定評のある、スティーヴのポップセンスがエースの音楽性のなかで上手く機能したようで、フックの強いメロディもあちこちに散見され、楽曲によってはキャッチーとも言える色合いを醸し出しています。
今回はひとまず1曲目でMVも制作された「10,000 Volts」をピックアップしました!Apple MusicでMVが観れますが、この1曲だけでも現状のエースの充実ぶりと、アルバムの完成度が伝わってくるようです。メロディアスでグッとくる楽曲も多い、メロディ派には嬉しい良質な作品なので、通しでもチェックしてほしいですね!
本国ではアルバム完成後のツアーの発表されていますね。日本盤は現状発売未定?とは。。今なら来日してもそこそこの集客がありそうですが、実現したらちょっと観たい気がします。
聴いてほしい度
85%
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