※これぞ80ｓ！のイメージなヘア／グラム／LAメタル／R&R系を紹介していきます。
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、W.A.S.P.（ワスプ）が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『W.A.S.P.』の5曲目に収録。
LAメタルムーブメントの本格隆盛から40年が経過し、いろんなアーティストがアニバーサリーの企画を実施していますね。先日ラットの『Out of Celler』から未発表曲をご紹介しましたが、LAメタルブームから飛び出した”魔人”、W.A.S.P.もメジャーデビュー作『W.A.S.P.（魔人伝）』から40年の節目になりました。
このタイミングで『W.A.S.P.』から全曲を演奏するアニバーサリーツアーを北米で開催するというニュースが入ってきましたね～。
すでに西海岸で行われたショウの模様がYouTubeで拡散してまして、今年御年68歳とは思えない、御大ブラッキー・ローレス（Vo,B）のド迫力なパフォーマンスを垣間見ることができます。
これまでのライヴでも「I Wanna Be Somebody」などは定番として演奏されてきましたが、全曲公開ですから、発売当時依頼となる曲も数曲含まれているのはレアですね～。ちなみに現在のツアーメンバーは、ブラッキーに加え、ダグ・ブレアー（G）、マイク・デューダ（B）、サポートの名手アキレス・プリースター（Ds）となっています。
久々に『W.A.S.P.』を全曲通しで聴いてみましたけど、見た目のこけおどし感とは裏腹に、正統的なヘヴィ・メタルの質感、シンプルでキャッチーなKISSに通ずるようなハードR＆Rのセンス、哀感を湛えた良質なバラードと、幅広く良質な楽曲を熱いパフォーマンスで披露した、LAメタルを代表する名盤の1枚だなあと改めて実感しました。
当時ひたすら驚きの中で聴いたよイメージよりも、さらに良く響いてきますね～。今回は長年ライヴでも定番ですが、LPではB面を飾るに相応しい疾走ヘヴィ・メタル・チューンの「Hellion」をピックアップしました！シンプルな展開の分、有無を言わさずにヘッドバンギングを誘発させられますよね～。
「I Wanna Be Somebody」や「Fxxk Like A Beast」といった人気曲と引けを取らない、真性メタルサイドの佳曲だと思います！今回のツアーでの演奏も当時のイメージを保ったままでした。
ぜひ、一度聴いてみてください！
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