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【音楽コラム】元サヤが一番!K・K・ダウニングがジューダス・プリーストとして演奏!

すでにネット上のニュースで映像まで見た方も多いでしょうけど、「ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)」入りをしたジューダス・プリーストが、11月5日に行われた受賞式典に登場しました〜。

 

ロブ・ハルフォード、グレン・ティプトン、リッチー・フォークナー、イアン・ヒル、スコット・トラヴィスに加え、K・K・ダウニング、レス・ビンクスが式典に参加。受賞の挨拶で肩を並べたほか、ジューダスの3曲のクラシックを全員そろい踏みで演奏してくれましたね〜。

 

当日のセトリはわずか3曲でしたけど、「You've Got Another thing Comin’」「Breaking the Law」「Living After Midnight」がメドレー形式で披露されました。

 

当日の映像はこちら!



いやあ、それにしても、世界中のメタルファンにとって、あまりにも悲しい泥仕合となってしまった、ジューダスとK・Kの骨肉の争いから早数年。ようやく雪解けムードになったのは、たとえ特別な式典の場に限定されたとしても、何はともあれ嬉しいに尽きますね!

 

今回のパフォーマンスでは、闘病中のグレンも元気な姿でギターを奏でてくれましたし、K・Kとリッチーは共にフライングVのギターで登場。K・Kが出過ぎちゃうんじゃないかと(笑)ヒヤヒヤしましたけど、お互いを気遣いし合いながらのプレイは、いい雰囲気を醸し出していました。

 

ロブの満身創痍の歌唱と、マイペースにいつもよりちょい派手にネックを上下にぶん回すイアンもよかったですね〜。パワーヒッターのスコットは平常運転、レスは空気だったかな(汗)。そういえば、今回ティム・リッパー・オーエンスがお呼ばれしなかったのは、ちょっとかわいそうでしたけどね。

 

正直、どの曲もテンポ感が70%くらいの速度に感じるまったりした演奏でしたが、それでもいいじゃありませんか。その後、最新ツアーでのプレイを映像でみると、速い楽曲も普通にプレイしていました。ここでひと日区切りつけたジューダスが、K・Kも含めてどのように活動していくのか、まずは動向は見守りたいと思います!

 

ちなみに今回のジューダスがロックの殿堂で受賞したのは、メインのパフォーマー部門ではなく、サイドマン部門ということで、昨年ランディ・ローズが受賞していました。

 

今回の1曲は、授賞式で演奏されたこの曲で行ってみましょう!K・K、リッチー、ロブ、そしてグレンが並んでのネックを合わせて体を揺さぶる様は、やはり観ていてグッときました!Spofityの再生回数1億9000万回は凄いですね。

Breaking the Law

Breaking the Law

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