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【楽曲紹介】ジョー・スタンプ(Joe Stump)「Speed Metal Messiah」

※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!

※歌がなくても魅力的!HM/HRインストゥルメンタルの世界を紹介します。

 

アメリカのハード・ロック・ギタリスト、 ジョー・スタンプ(Joe Stump)が、2004年にリリースした9枚目のアルバム『To The Grave』の2曲目に収録。

 

数多のイングヴェイフォロワーの中でも、ジョーはそのキャリアと作品数、何より変わらぬネオクラシカル一直線ぶりでは人後に落ちない印象のありますよね。ジョーは1960年生まれ、イングヴェイは1963年と年下ですから、ジョー本人は俺がオリジネーターだ!なんて思ってるかもしれません(笑)。

 

1993年のソロデビュー以降、レイン・オブ・テラーやアルカトラスといったバンドでの活動も積極的に行っていますけど、ジョーの神髄を味わえるのは、やなりインストゥルメンタル全開のソロ作品でしょう。

 

これまでに10作を下らない作品をリリースしていますが、基本全て同じです(笑)。デビュー作と最新作を比べても、恐ろしいほどに作風に何らのブレもありません。なんちゃってブルージーな作品もあるものの、これもイングヴェイみたいですしね。。

 

どの作品も、全編ストラト+マーシャルのモコモコしたサウンドで、様式美の練習フレーズのようなソロが永遠と続いていきます。どこから聴いても印象が一緒なので、全曲聴き分けられるマニアの方は尊敬します(笑)。今ひとつ(ふたつ?)弾き切れていない感は、アクセル・ルディ・ペル先生とイメージがダブってしまいますが、どちらも何とも憎めない存在なんですよね~。

 

今回はメタルタイトル括りで「Speed Metal Messiah」をピックアップしました!だからといってスピードメタルなわけではなく、いつもの疾走型様式美インストゥルメンタルギターがお腹いっぱい、徹頭徹尾に展開されていきます。弾きまくりのソロに加えてリフも中々格好いいですよ。

 

こちらのアルバムはラーズエリック・マットソンのライオンミュージックからのリリース作で、ジョーの数多の作品の中でもハイレベルな1枚でしょう。エンジニアを務めたのがシンガーのマイク・ヴェセーラというのが面白いですね。せっかくなら歌メロ入れて歌えばよかったのに(笑)。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Speed Metal Messiah

Speed Metal Messiah

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